【他動力~他者を動かす技術~】

2022年5月7日(土)マーチャントクラブ横浜支部で
【他動力~他者を動かす技術~】
というテーマで外部講師として登壇させていただきました^^

コーチングって一体何ができるの?
というお話を私の実例をあげながらお話しさせていただきました。

楽しかったのでセミナーではお話しできなかったことも付け加えてレポートしてみます。

このレポートを書くきっかけは、尊敬する経営者の一人である工藤剛さんがやってたのをまねしてみてます。

コーチングで何ができるの?

何ができるの?
の話の前にそもそもコーチングっていうのは何?
ってことですよ。

巷でよく言われるのは、コーチングとは
『聴く技術』
『相手から答えを引き出す技術』
『質問する技術』
とかよく聞くのですが・・・
確かに、それらも間違いではないと思います。

確かにそれらの技術は必要で使うのだけれども、どれもコーチングそのものを言い表しているとは思えないのです。
そこで私が定義付けたコーチングとは

『相手を動かす技術』
『相手に結果を出させる技術』
『相手をその気にさせる技術』

としました。

で、コーチングで何ができるのか?
『相手に自分の力だけでは得られない欲しい結果を得るサポートができる』
ということなんじゃないでしょうか。

社員が、部下が、ビジネス仲間が、顧客が、望む結果を得るためのサポートができる。
ということは、コーチという職業だけでなく、すべてのビジネスをする人が身につければいいなと思うスキルなのです。

理屈はわかった具体的にどんなことができるの

それ知りたいですよね

例えば

支社で下から2番目の成績だった生保営業
契約後、半年で基準をクリアして世界のトップクラスだけが入れるMDRTに入りその後も8年連続続入賞

例えば

フロントセミナーからミドルエンドへの成約率が10%ほどだったセミナー講師
内容をほぼ変えずにたった3ヶ月でコンスタントに70%代へ

例えば

休みも寝る間もなく仕事をして売上800万の司法書士
夜8時には帰宅、週2休みになって、2年で売上げが3倍以上の2,400万円超に

例えば

たった4か月で収入が約5倍になった生保営業マン

例えば

組織の数値目標達成が不可能だと思っていたネットワークビジネスでリーダー
たった2カ月で数値目標達成

例えば

たった3ヶ月で顧客単価が約8倍売上が約4.8倍になったコーチ

会社員でも

「もう辞めてもらうしかない」と幹部会で決まった問題社員
3ヶ月後、周りから課長職にと推薦されるような社員に変貌

経理だって

幹部会で社長から試算表がおもしろくないといわれて不満の経理社員
見事な工夫で新聞にも載るようなアイデアでみなを喜ばせることに成功

人事だって

給与明細に重要な連絡事項を書いているので読んでくれと言い続けても聞いてくれなくてしょげていた人事の女性
見事な工夫でみんな自ら喜んであけさせることに成功

クロージングでも

以前に断られた見込み客とお話しをしていて、特に売り込みもしないのに相手が大喜びで88万円ですんなり契約

クレームでも

「おしゃべりして、終了。また2週間後、では何も変わりません。」と2回目のセッション後クレームのメールが来たクライアント
その後、2年間リピートを続ける有料クライアントに

異色なところでは

成績ほぼ下位だったのが翌月から8期中7期連続でNO.1になったキャバ嬢

信じられない?

まだまだ色々ありますがきりがないのですが、これらはすべて私のクライアントさんや会社員時代の実話です。

なぜこんなことが可能なのか?
それは一言『コーチが優秀だったから!』

ではありません

96%はクライアントさんの実力コーチの力せいぜい4%位のもの
ただ、この4%とてつもなく重要な部分です。

車でいうとエンジンのスターターのような感じですかね。
エンジンかからないと車動きません。

実例紹介

セミナーでは上記うち赤で記した。
・成績ほぼ下位だったのが翌月から8期中7期連続でNO.1になったキャバ嬢
・支社で下から2番目の成績だった生保営業が半年でMDRTに入りその後も8年連続続入賞
・幹部会で社長から試算表がおもしろくないといわれて不満の経理社員
のお話をさせていただきました。

キャバ嬢に対してコーチングはほとんどのコーチコンサルはやったことないと思いますし、参考になるかどうかわからなかったのですが、事務局長のバタさんのリクエストでしたので詳しい内容のお話は本邦初公開でした。
キャバ嬢へのコーチングの話しようと昔の資料掘り返していたら実際に送ってた文章発見したのでその一部を紹介します。

『1.目標をきちんと設定しましょう
例えば
「○月までに○○円貯める!」
「○月までにNo.1になる!」
「○月までに○○円安定的に貰えるようになる!」
など、具体的に他人からもわかるような
到達点とその期限を決める。

心がけること
1.「身体は絶対壊さない!」
それでなくても免疫力は低下してるので、頑張っても無理はしない。
出来れば、23時上がりの日を週1日か2日作る。

2.「(源氏名)」というキャラクターを演じてみよう。
着替えて更衣室から出た瞬間から、(本名)は少しお休み。
そう、そこは「(源氏名)」の舞台』

生保の方実例の時は、ブレイクアウトルームに分かれてみんなで考えてシェアしてもらいました。

経理社員の例では、ロープレしてもらいました。
なんと生贄にお二人も立候補してくれて感謝しかありません。
意地悪してごめんなさい。(見た人しかわからないですがww)

どうしたら人って動くの?

結局のところそこですよね。

それはもう一言でいうと『受容感』なんです。

これからの時代これがないと人は全くその気になって動いてくれないのです。
逆に言うとこれだけでも人は動いてくれます。

ここでいう動いてくれるというのは、こちらの意図通りにコントロールするという意味ではありません。

今までは人を動かすには3つの方法があります。
これまでは「支配」が主流でした。
また全く逆に「依存」することでも人を動かすこともできます。
しかし、これからの時代は「共感」です。

その中でも相手に受容感を感じてもらうことがポイントでしょうね。
これからの時代のリーダーシップの資質の一番重要な部分になると思います。

このセミナーで一番お話ししたかったことはもうまさに

『受容』することの大切さでした。

言葉にすると簡単ですが、徹底的にすることの重要性と難しさについて、ブレイクアウトルームで話し合ったり、ロープレをやって、見て感じていただけたのではないかと思います。

そんな感じでとてもとても楽しいセミナーでした。

画像はマーチャントクラブ横浜支部の中のバタさんが書いてくれた活動報告から拝借してます。

最後に

これまで私はその方のビジネスが発展する様に、サポートすることがメインとしてコーチングやコンサルをしてきました。

でも、これからはビジネスコーチを育成するということにも、本気で力注いでいきたいという思いが強くなってきました。

そこでコーチの養成講座を企画しました。

なぜそんな風に思ったのか、なぜこれが必要だとおもったのか本音を書いてますので。
コーチとしてスキルを身につけたい、ブラッシュアップしたいと思う方はぜひ読んでみてください。

本音の文章はこちら